あせもからアトピー性皮膚炎になる
汗疹(あせも)を掻いた痕から細菌が感染してとびひや湿疹になることはありますが、あせもが直接アトピー性皮膚炎になることはありません。
ただし、もともとアトピー性皮膚炎の素因を持っていた赤ちゃんが、あせもなどの皮膚の炎症から、アトピー性皮膚炎を発症することがあります。
ですから、日頃から皮膚を清潔に保つことが大切です。
また、すでにアトピー性皮膚炎を発症している赤ちゃんは、あせもなどの症状が重なることで炎症を悪化させることがよくあります。
炎症を悪化させてから治すのはとても大変なので、日頃からのスキンケアを十分おこなってください。

あせもにならないスキンケアを心がけましょう。
ドライスキンからアトピー性皮膚炎になる
ドライスキンはアトピー性皮膚炎の基礎にあることが多いので、アトピー性皮膚炎を発症する可能性が高いと言われています。
アトピー性皮膚炎を発症しやすい環境は以下の通りです。
- 住居の気密性が高く、ダニやホコリが多い
- 毛の生えたペット(犬、猫など)を飼っている
- 排気ガスや光化学スモッグなどの大気汚染
ですから、こうした環境に赤ちゃんをおかないことがまず大切です。
また、アトピーは皮膚の炎症のこじれから発症することも多いので、赤ちゃんを汗をかいたまま放っておかないように注意しましょう

まずは赤ちゃんの生活環境を清潔に保ち、赤ちゃんの皮膚を清潔に保つことを心がけましょうね

アトピー赤ちゃんのスキンケアについては、「アトピー赤ちゃんのスキンケア」のページをごらんください。