アトピーは遺伝するの?
アトピー性皮膚炎は遺伝します。
ただしアトピー性皮膚炎になる確率は、両親のどちらかがアトピー性皮膚炎の場合、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる可能性は、だいたい50%といわれています。
ちなみに、両親共にアトピー性皮膚炎の場合は、その確率がグッと高まります。
ですから、ご両親のどちらかがアトピー性皮膚炎をお持ちでしたら、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎にかかる可能性がありますので、アトピー性皮膚炎にかからない対策を取ることが必要です。
また、両親がアトピー性皮膚炎にかかっていない場合でも、親族にアトピー性皮膚炎にかかっている人がいる場合や、アレルギー体質の人(アレルギー性鼻炎など)がいる場合は、アトピー性皮膚炎になる可能性があります。
詳しくは、「赤ちゃん の アトピー 基礎知識」のページをごらんください。
アトピーに年齢は関係ありますか?
アトピー性皮膚炎の発症に年齢は関係ありません。ですから、何歳でもアトピー性皮膚炎にかかる可能性があります。
ただし、アトピー性皮膚炎を最も発病しやすいのは乳幼児期と言われています。
ですから、5,6歳までの期間はしっかりアトピー対策を取っておいた方がよいでしょう。
詳しくは、「赤ちゃん の アトピー 基礎知識」のページをごらんください。
アトピー性皮膚炎は一生治りませんか?
アトピー性皮膚炎は、その原因が本人の体質による部分も多く、なかなか完治が難しい病気です。
ただし、一生続く病気というわけでもありません。中には短期間のうちにすっかり完治する例もあります。
ただし、成人になってもなおアトピー性皮膚炎が治らない人もいますので油断は禁物です。
ですから、アトピー性皮膚炎にかかったら、必ず医師の診断を受けて、対策を取る必要があります。
「これは、アトピーかな?」という様子が、赤ちゃんに見られたら、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。
また、アトピー性皮膚炎はよくなったり、再び発病したりすることもあります。
ですから、アトピーが改善してきても、油断することなく、日頃からお部屋を清潔に保ち、スキンケアを欠かさないようにしましょう。
詳しくは、「赤ちゃん の アトピー 基礎知識」のページをごらんください。