- 離乳食はお医者さんと相談してから
- アトピー赤ちゃんの離乳食の始め方
- アトピーに甘みや塩分は禁物
- 食事時にはお口の周りを清潔に
- 3大食物アレルゲンに要注意!
- 身体の機能が十分に発達するまで避けた方がいい食品
- 赤ちゃんの食事日記をつけましょう
- 離乳食の進め方
離乳食はお医者さんと相談してから
アトピー性皮膚炎の症状が出ている赤ちゃんは、みんなアレルギー体質を持っています。そのため、食物にも敏感に反応し、食物アレルギーを起こす可能性があります。
離乳食の時期になったら、離乳食の与え方について、医師と相談しながらゆっくりと進めるのがよいでしょう。
しかし、アトピーの赤ちゃんが、みんな食物アレルギーであるとは限りません。アトピーでも食物アレルギーの症状が出ない赤ちゃんはもちろんいます。
だから食物アレルギーと診断され、なおかつ医師の指示がある場合でなければ、ママやパパが勝手に食物を制限するのやめましょう。
栄養摂取がとても重要な時期の赤ちゃんにとって、勝手に食事を制限することは、赤ちゃんの発育を阻害してしまうことにつながるからです。
また、アトピーによる湿疹の症状が悪化した時などは、あせって無理に新しい食物を試したりせず、医師と相談しながらゆっくりアトピー対策を進めましょう。
アトピー赤ちゃんの離乳食の始め方
2歳くらいまでの赤ちゃんは、まだ腸の免疫機能が未熟なため、アレルギー反応を起こしやすいとされています。
さらにアトピーの症状をもっている赤ちゃんは腸粘膜も敏感なことが多いことがわかっています。
ですから、アトピーの症状が出ている赤ちゃんは、しっかり医師と相談をしながら、離乳食を始めるのがよいでしょう。
離乳食は少し遅くても問題ありません。
しっかり医師と相談し、赤ちゃんのアトピーの様子を見ながら、5ヶ月を過ぎた頃からゆっくり離乳食を始めるのがよいでしょう。
アトピーに甘みや塩分は禁物
離乳食を始めるときに気をつけなければならないのが、離乳食の味つけです。
アトピー症状を抱えた赤ちゃんにとって、とくに濃い味付けのものは、かゆみの原因になる恐れがあります。ですから、離乳食の味付けはできるだけ薄めにしましょう。
また、甘みや塩分もなるべく抑える必要があります。もちろん、アイスクリームやケーキなど甘みの強いものは食べさせてはいけません。
食物が本来持っている自然の甘みを生かした離乳食がいいですね。
食事時にはお口の周りを清潔に
アトピーの症状を持っている赤ちゃんにとって、口のまわりの食べこぼしや手についた汚れは、かゆみを生む刺激となりますので要注意です。
またよだれや汚れは、すでに出ているアトピーの症状を悪化させることもあります。
食事時は、絞ったガーゼを用意しておき、汚れがついたら、こまめにやさしく拭き取ってあげましょう。
食後にお口の周りをすすいであげるのも効果的です。
3大食物アレルゲンに要注意!
3大食物アレルゲンって知ってますか?
これは、「卵」・「牛乳」・「小麦」のことで、赤ちゃんがアレルギー反応を起こしやすい食べ物の代表とされています。
もちろんむやみに恐れて、パパママが勝手に赤ちゃんの食事を制限してはいけませんが、これら3大食物アレルゲンについては、乳食後期から、少しずつ食べさせるのが良いでしょう。
すでにアトピー症状が出ている場合はなおさら気をつけてください。
この場合も、医師と相談しながら、ゆっくりと、赤ちゃんの身体の変化を観察しながら始めてください。
身体の機能が十分に発達するまで避けた方がいい食品
@体をあたため、かゆみを強くする食品
カレー、コショウなどの香辛料
ケーキ、アイスクリームなどの甘い食べ物

Aかぶれやすい食品
山芋、里芋、マンゴー、キウイフルーツ など
Bヒスタミン様物質を含む食品
ほうれん草、なす、いちご など

赤ちゃんの食事日記をつけましょう
離乳食を始めたら、赤ちゃんが食べたものやその後の様子を食事日記にまとめましょう。
赤ちゃんには一人一人個性があります。
そのため食べ物の反応も、一人一人異なります。
食事日記をつけることで、赤ちゃんをより理解できますし、アトピーなどのアレルギー反応が悪化する原因を発見できるかもしれません。
離乳食の進め方
@初期 <<初めての食物は少量ずつ>>
離乳食の始め方は、基本的にアトピーではない赤ちゃんと同じです。
最初は1日1品、消化がよく、アレルゲンの心配が少ない食物を1/2さじ、または1さじから始めましょう。食事に問題がなければ、少しずつ量を増やします。
A中期 <<初めての食物は午前中に試しましょう>>
離乳食をはじめて、7ヶ月くらいが目安になります。
中期になると、赤ちゃんが食べられる食物の幅が広がってきます。
ただし、初めての食物を食べさせるときは、2回食のうちの1回目の午前食で試しましょう。
午前中に食べさせれば、万が一何か症状が出たときも、すぐに医師の診断を受けられるからです。
B後期 <<バランスのいい食事をさせましょう>>
3回食の離乳食後期には、主食の穀類に加えて、肉や魚と野菜をバランスよくたべさせましょう。
ここで赤ちゃんの食事が偏ったものになってしまうと、アレルギー反応を起こしやすくなってしまいます。ですから、なるべく食物の種類を豊富に取り入れた食事を心がけましょう。
C完了期 <<刺激物には注意しましょう>>
離乳食の完了期に近づいてきたら、少しずつ大人用のメニューに近づいてきます。
しかし、濃い味はアレルギー反応を起こす可能性もあり、禁物です。離乳食は、必ず大人のものより薄味にしましょう。
また、消化の悪い物や刺激の強い調味料はこの時期でも禁止!
消化が良く、健康的な食物を少量ずついろいろ取り入れて、赤ちゃんの食事の幅を広げましょう。