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アトピーを起こさない服選び
服は赤ちゃんの肌に直接触れるものです。
とくにアトピーの赤ちゃんは肌が敏感なので、服の素材は綿100%のものを選びましょう。
ニットも、ウール素材のような皮膚を刺激するものでなく、綿糸で編まれたものがいいですね。
また、アトピーの赤ちゃんは、よく耳の下が切れる症状(耳切れ)を起こします。
そのため、服は首回りに余裕のある形のものや、ボタンで前が大きく開くものが好ましいです。
服の柄も、刺繍などの細かな服よりは、シンプルなもののほうが、アトピー肌にはやさしいですね。
それからママの服にも注意! 赤ちゃんを抱っこすることが多いので、ママの服も刺激が少ないものにしましょう。
また、赤ちゃんの服が汚れたら、必ずきれいに洗濯しましょう。
清潔で刺激のない服を着せるというのがアトピー対策の基本です。
汗をかいたら着替えをしましょう
赤ちゃんは基本的に体温が高いので、冬でも汗をかくことがあります。
この汗に含まれている塩分は赤ちゃんの肌に刺激となります。
そのため、部屋にいるときでも、赤ちゃんが汗をかいていないか、こまめに確認してください。
また、赤ちゃんが汗をかいていたら、そのままにせずにすぐに服を着替えさせましょう。
着替えの前に、絞ったタオルなどで体を拭いて清潔にしてあげると、着替えの効果が倍増します。
洗濯ではしっかりすすぎをしましょう
赤ちゃんの敏感な肌に直接触れる衣類は、毎日取り替えて洗濯しましょう。
洗濯のときには、洗剤が衣類に残らないようにしっかりとすすぎをするのがポイントです。
使用する洗剤は普通のものでもかまいませんが、洗剤が赤ちゃんの肌にあわないようなら、含まれている成分が違う洗剤に替えてみてください。
最近はアトピー性皮膚炎の赤ちゃん用の洗剤も市販されていますので、そうした無添加洗剤を使ってみるのもいいでしょう。
また、柔軟剤はかゆみの原因になることがあるので、避けた方がよいでしょう。
赤ちゃんの服の干し方
生乾きの衣類は、アトピー赤ちゃんの肌への刺激となります。
洗濯した衣類は、必ずしっかり乾かしてから赤ちゃんに着せましょう。
ただし、赤ちゃんの服を日光に当てすぎると、布地がゴワゴワになって、かえって赤ちゃんの皮膚を刺激することになるので注意です。
ですから、赤ちゃんの服はいったん外に干した後、最後は室内で完全に乾燥させるとよいでしょう。
長期保管後や、新品の衣類は1度洗って
新品の衣類は、ゴワゴワしていて、赤ちゃんのアトピー肌に刺激を与え、かゆみを起こすことがあります。
ですから、買ってきた衣類などは、1度洗ってから着せるといいでしょう。
また、ナフタリンなどを使って長期間収納していた服を着せるときは、着せる前に1度洗って、刺激のない状態にしてください。
赤ちゃんの衣類は、できるだけ赤ちゃんの肌に刺激を与えない形で着せてあげることが大切です。