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アトピーを防ぐ環境作り
赤ちゃんは自宅で1日の大半を過ごします。
そのため、お部屋の環境はアトピーやアレルギーの赤ちゃんにとってとっても大切な要素となります。
赤ちゃんがアトピーに負けないためにも、パパやママは、お部屋の環境に気を配りましょう。
アレルギー体質であるアトピー性皮膚炎の赤ちゃんにとって、ホコリやダニなどは、アトピーの原因のアレルゲンになってしまうので要注意です。
以下のような点に注意して、アレルギー反応を起こさせないお部屋環境を整えましょう。
@毎日の掃除でチリやホコリを残さない。
Aインテリアはシンプルなものにする。
Bホコリが出る布製品はあまり置かない。
お部屋の注意1 <チリやホコリのない清潔な空間作り>
アトピーの赤ちゃんが快適に過ごせる室内環境は、室温20度前後、湿度50%くらいの環境です。
最近の住宅は密閉性が高く、部屋を閉めきったままにすると、室内にほこりが充満し、温度も上がってしまいます。
これはアトピー性皮膚炎をもった赤ちゃんにはよくない環境です。
1日3回は窓を開けてしっかり換気しましょう。
またエアコンを使う場合は、ホコリがたまりやすいフィルターをこまめに掃除して使いましょう。
お部屋の注意2 <布製品は極力置かない>
ソファや布団などの布製品は、アレルゲンになるダニの温床になりやすいので、できるだけ置かない方がいいでしょう。ソファーは革製品だと安心です。
また、ホットカーペットは、ダニが多く繁殖し、そのうえ赤ちゃんの体を温めてしまいます。ホットカーペットは極力使わない方がよいでしょう。
赤ちゃんのおもちゃも、木製やプラスチック製のものの方が安心です。
お部屋の注意3 <床はフローリングが◎ 掃除はふき掃除が◎>
どこの家庭にもあるじゅうたんや畳も、実はダニやほこりの温床になりやすいものです。できれば、フローリングが望ましいところです。
掃除は、しっかり絞ったぞうきんで床ぶきをするのが最も効果的。ホコリのたまりやすい家具の上や窓のさんなども、めんどくさがらずに毎日ふきそうじをしてあげましょう。
畳を掃除する場合は、200W以上の掃除機で設定を「強」にして、1畳あたり30秒以上かけるのが目安です。
また、掃除中はほこりが部屋中に舞っていますので、赤ちゃんは掃除中の部屋には入れないでください。
ふき掃除はこまめに!