
このニュース、昨日、ツイッターでつぶやいている人がいて知ったのですが、ヤフーニュースにその記事がでています。 コチラ
それによると、広島大学の教授らの研究グループが、人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因だということを突き止めたらしいです。スゴイですね〜

このアトピー性皮膚炎をひこ起こす「カビ」の正式名は「マラセチアグロボーザ」(もはやカビとは思えない名前)で、このカビから作り出されたたんぱく質が汗に溶け込んで体内に入るとアレルギー反応が起きるということです。

アトピー性皮膚炎の炎症に「汗」が大敵だというのはもうみなさんご存知のことと思いますが、本当の原因は「カビ」だったなんでびっくりです。でも、これで対策も立てやすくなりそうですね。新薬の開発など期待したいです

これから夏に向けて、暑さと湿気でお肌の状態は悪くなりますよね。うちのアトピー子も夏になると決まってアトピー症状を悪化させます。掻き壊すので、気をつけないと飛び火になっちゃったりして、そうしたらもう大変


このニュースのおかげで、やっぱり汗を書いたらこまめにシャワーを浴びて、いつも皮膚を清潔にしておかなきゃ

赤ちゃんにアトピー症状が出ているときは、お部屋の湿度と温度をしっかり管理してくださいね

アトピー赤ちゃんが汗をかいたときはサッとシャワーで洗ってあげるか(泡立てたセッケンをサッと流す程度で大丈夫。あまりしっかり洗いすぎて赤ちゃんのお肌のバリアを壊さないように注意です。)、濡れタオルで体をやさしく拭いてあげて、いつも赤ちゃんのお肌の状態に気を配ってあげてください。
アトピー赤ちゃんのお風呂の入り方についてはコチラで紹介しています。
-------------------------------------
<アトピー>皮膚の炎症、カビが原因 広島大 アトピー性皮膚炎の患者が汗をかくと炎症を引き起こすことについて、広島大大学院の秀道広(ひでみちひろ)教授(皮膚科学)らの研究グループは6日、人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因であると発表した。このカビは「マラセチアグロボーザ」で、作り出されたたんぱく質が汗に溶け込んで体内に入ることでアレルギー反応を起こすとしている。
研究グループは、原因物質が解明されたことで、より効果的な治療法やスキンケア方法の開発が期待できると説明。研究グループの論文は先月31日(日本時間今月1日)、米医学専門誌のオンライン版に掲載された。
汗がアレルギーを引き起こすことは分かっていたが、具体的にどの物質が原因かは分かっていなかった。研究グループが人間の汗に含まれる物質を分析したところ、かゆみを起こす物質「ヒスタミン」が放出される際、カビの一種の「マラセチアグロボーザ」が作り出すたんぱく質が炎症に関わっていたことが分かった。このカビは、健康な人間の皮膚にも存在し、作り出されたたんぱく質は、ごく微量でもアレルギー反応を引き起こすという。
秀教授は「今後、たんぱく質だけを取り除く製品などを開発することで、患者のアトピー性皮膚炎を和らげることが期待できる」と話している。