かゆみをともなった赤いブツブツの湿疹 <汗疹(あせも)>




汗疹(あせも)の特徴


■主な症状 赤いブツブツ、かゆみ
■発症しやすい月齢 新生児期〜
■発症しやすい季節 夏・冬

赤ちゃんの汗腺の出口が、汗やほこり、あかなどでふさがり、汗が皮膚の中で炎症を起こす病気が、汗疹(あせも)です。

あせもは、頭や額などの汚れやすい部分、首のまわりや手足のくびれ、わきのしたなどの汚れが溜まりやすい部分、背中やおしりなどの汗のたまりやすい部分に赤や白の小さなブツブツとなって発症し、かゆみを起こします。

赤ちゃんは、新陳代謝が激しいので汗をかきやすい体質です。
また、手足の関節が密着しており、汗腺の出口に汚れがたまりやすいので、あせもができやすいのです。

あせものかゆみから、赤ちゃんが皮膚をひっかき、黄色ブドウ球菌が感染して化膿することがあります。
これは、痛みを起こし発熱を伴うあせものよりと呼ばれるおできになります。
このあせものよりの症状が悪化すると、リンパ節が腫れることもあり要注意です。

あせものよりは、切開して膿を出して、抗菌薬入りの軟膏を塗って治療します。
あせもの範囲が広かったり、あせもがなかなか治らない、赤ちゃんがひどくかゆがる場合など、あせもの症状がひどいときは医師の診察を受けましょう。


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あせもの予防と対策


暑い季節には、汗をかかないように適温のエアコンや通気性のいい衣類を選び、なるべく涼しい環境を整えてあげましょう。

夏にエアコンに頼りすぎるのはよくありませんが、あせもが出ているときは上手に活用するといいでしょう。

また、冬になると厚着をさせてしまったり、暖房の効かせすぎで汗をかいてあせもになるケースも多いので注意が必要です。
ですから暖房が効いた部屋ではなるべく薄着を心がけましょう。
暖房をかけるなら室温は20度前後、湿度は60%くらいが赤ちゃんには快適な環境です。


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汗はこまめにふき取りましょう


赤ちゃんにとって汗をかくのはとても自然で大切なことです。

ですから汗をかいたときは、こまめにシャワーで洗い流したり、湿らせたタオルでやさしく汗をふき取ることが大切です。

また、汗をふいた後は、清潔な衣類に着替えさせてあげましょう。
暑いからといって裸に近い格好をさせるよりも、薄手で通気性・吸水性のいい綿100%素材の服で、汗を発散・吸収させるのがいいでしょう。

入浴するときは、あせもをガーゼでこすってはいけません。
よく泡立てた石けんを使って、やさしく洗ってあげましょう。

あせもをかきこわして悪化させないようにつめ切りも忘れずにしてください。

あせもはアトピー性皮膚炎を悪化させる原因にもなる病気です。
なかなか治らないときは医師の診断を受けましょう。


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新生児の皮膚疾患 <新生児中毒疹・新生児ざそう・ドライスキン>




生後2〜3日に見られる赤い発疹 <新生児中毒疹


生後2〜3日くらいまでに、新生児の全身に赤い発疹が出ることがあります。
これは赤く平らな発疹で、真ん中に1cmくらいの白っぽいだ円形が見られるもので、新生児中毒疹と呼ばれています。

この新生児中毒疹は、全身をよく移動する発疹で、昨日は胸のあたりにあったのに、今日は太もものあたりに出るということがよくあります。

新生児中毒疹の原因は、生理的なものと言われています。
普通は、数日から1〜2週間で自然に消えるので、治療の必要はありません。
あまり長く続くようでしたら、医師の診断を受けてください。


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にきびのようなかゆみや痛みのない発疹 <新生児ざそう


生後1〜2ヶ月の赤ちゃんの顔にできる皮膚疾患に、かゆみや痛みのない、新生児ざそうという発疹があります。

新生児ざそうになると、頬や額にちょうどにきびのようなブツブツができたり、毛穴に詰まった黒い点々が見えたり、赤い湿疹が広がったりします。また、膿が出た膿疱が混じることもあります。

この新生児ざそうはほぼ大人のにきびと同じ種類の湿疹です。

この湿疹は、新生児が、母親のおなかの中にいるときに与えられたホルモンの影響で、皮脂の分泌が盛んになったためにできるのです。

新生児ざそうの症状が軽い場合は、入浴のときに石けんでよく洗い流し、皮膚を清潔にすることで自然と治ります。
もし症状が悪化したときには、「アズノール軟膏」を塗ると炎症を抑えることができます。


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かゆみや炎症を起こす乾燥肌 <ドライスキン


空気が乾燥している冬場に、よく赤ちゃんが発症するのがドライスキン(乾燥肌)です。

実は赤ちゃんの肌は大人の肌に比べて水分量が少ないことがわかっています。
だから、冬の空気の乾燥は赤ちゃんの肌には大敵で、敏感な赤ちゃんの肌はカサカサしがちになってしまいます。

冬にある程度、皮膚が乾燥するのはしかたがないのですが、乾燥した肌のかゆみが強かったり、ひっかいて炎症を起こすような場合は肌の保湿が必要です。

赤ちゃんが入浴した後や、朝起きたときに、刺激の少ない保湿クリームを乾燥している部位に薄く塗ってあげましょう。
また、お風呂上がりには、しっかりとスキンケアをしてあげましょう。
白色ワセリン」などを薄く塗ると乾燥の予防になります。

保湿効果の高い赤ちゃん用の入浴剤を使うのも効果があります。
ただし、入浴剤が赤ちゃんの肌に合わないこともありますので注意が必要です。
使ってみて、肌に合わないようなら、使用をやめましょう。

また、お風呂で使う石けんは肌を乾燥させるので、石けんの使用は必要最小限にとどめるといいでしょう。

冬は暖房などで、どうしてもお部屋の空気が乾燥しがちになってしまいます。
加湿器を使ったり、部屋に洗濯物を干したりするのも予防になります。
肌をひっかいて傷つけないように深づめしない程度につめを切ってあげるのも忘れずに。
嫌がらないようならミトンをつけてもいいでしょう。


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新生児皮膚疾患の予防と治療 <乳児湿疹乳児脂漏性湿疹


頭や顔についている皮脂や汚れは、お風呂で石けんを使って丁寧に洗えば落ちるものです。
ですから、石けんをよく泡立てて洗ったあと、ていねいに洗い流しておくことが基本的な皮膚トラブルの予防になります。

また、乳児湿疹の治療薬には、ステロイドを含まない「アンダーム軟膏」などが処方され、乳児脂漏性湿疹の場合は、ステロイド薬入り軟膏や「亜鉛華軟膏」などが多く処方されます。

乳児脂漏性湿疹にならないためには、汗や汚れをこまめにふきとり、常に赤ちゃんの肌を清潔にしておくことが大切です。
食事の際に食べこぼしやよだれなどが皮膚についたときは、湿らした柔らかいガーゼなどでゴシゴシこすらず、皮膚を傷つけないように、汚れを押すようにふいてあげるとよいでしょう。

また、食事の前に口のまわりに「白色ワセリン」を薄く塗ると肌を保護する効果があります。そして食後は、ぬるま湯で絞ったガーゼでやさしくふき、うすく保湿剤を塗っておくとよいでしょう。

乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹については、こちらのページも参考にしてください。


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赤ちゃんの皮膚にかさぶたができたときは?


1日1回は入浴をして、赤ちゃんの皮膚を清潔に保ちましょう。

入浴時には、赤ちゃんの体を、刺激のない石けんを使ってきれいに洗います。
頭皮に見られるふけのようなものは、ていねいに洗い流すだけできれいになります。

かさぶたになった部分は、事前にベビーオイルやオリーブオイルをたっぷり浸したコットンをあててふやかしておきます。
こうしておくと、かさぶたがはがれやすくなるので、入浴30分前くらいにふやかしておくとちょうどいいです。

かさぶたを十分にふやかしたら、お風呂でよく泡立てたシャンプーや石けんでを使ってきれいに洗いましょう。
泡が残らないようにしっかり洗い流し、お風呂からあがった後は、肌をよく乾燥させます。
そして、医師に処方された外用剤を塗りましょう。

入浴しても厚いかさぶたが肌にこびりついているときは、「白色ワセリン」や「亜鉛華軟膏」をリント布に厚めにのばしてかさぶた部分にはります。

1日そのままにしておくと、かさぶたがやわらかくなって浮き上がるので、ベビーオイルやオリーブオイルをつけたコットンでやさしくふけば、かさぶたは無理なくはがすことができます。
かさぶたがはがれたあとは、その部分をよく泡立てた石けんで洗い、しっかり洗い流しましょう。

ふやかして洗ってもなかなかとれないかさぶたがあるときは、無理矢理かさぶたを取ろうとせずに、自然に取れるのを待ってください。
無理に取ろうとすると、逆に赤ちゃんの皮膚を傷つけてしまうことになるので注意です。

また、まゆ毛にかさぶたができたときは、ベビーオイルかオリーブオイルでその部分をふいたあとに、「白色ワセリン」や「亜鉛華軟膏」を塗っておくだけにしておきましょう。


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頭頂部もしっかり洗って清潔にしてあげましょう


赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので、皮膚が汚れやすいものです。

赤ちゃんの頭頂部のあたりは洗うのがなかなか難しいので、適当に洗ってしまいがちです。
そのため頭頂部を丁寧に洗わないままにしていると、頭皮の症状の悪化につながってしまいます。
頭頂部のあたりも普通に洗って大丈夫ですから、怖がらずにきれいに洗って清潔にしてあげましょう。
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また入浴時には、かさぶた部分に多少力を入れて洗ってもかまいません。
ただし、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、つめを立てたり、無理にかさぶたをはがしてはいけません。


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ひどい症状や判断がつかない場合は医師の診断を受けましょう


赤ちゃんは、自分のつめで、かゆくなったかさぶたをひっかきはがしてしまうことがよくあります。
自分で皮膚を傷つけないように、つめは深づめにならない程度に、指の先端からやや内側になる位を目安にこまめに切っておきましょう。

皮膚のトラブルは症状がひどいと完治までに時間がかかりますが、根気よく毎日の入浴や外用剤などでていねいにケアすれば、だいたい5〜6ヶ月で症状はなくなります。

ただし、初期の湿疹なら家庭でのケアで十分よくなりますが、かさぶたがこびりついてひどくなったり、かゆみが出た場合、自分では症状が判断できないときは、小児科や皮膚科で医師の診断を受けると安心です。


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皮膚の一部に色がついたような色が現れる <あざ>




あざの特徴


■主な症状 皮膚の一部に色がついたような色が現れる
■発症しやすい月齢 先天・・新生児期〜
■発症しやすい季節 通年

俗にあざと言われるものにも、「サーモンパッチ」、「ウンナ母斑」、「いちご状血管腫」、「蒙古斑」、「先天・色素・母斑」、「カフェオレ斑」、「扁平母斑」などの種類があり、その症状も、悪化していくものと自然に消えていくものがあります

あざは、皮膚をつくっている色素細胞や皮膚の下にある毛細血管の先天的な異常や増殖によって起こる病気です。

赤、青、黒、茶色などの色やその形はさまざまで、い造い造な体のの部位に現れます。

赤いあざは皮膚の中の毛細血管が異常に増殖したり、拡張して起こり、血管腫と呼ばれています。
赤く見えるのは、血管の中の赤血球の色が透けて見えるからです。

青、黒、茶のあざはメラニン色素をつくるメラノサイトという細胞が、皮膚の一部に異常に多く集まってできたものです。

現在のところ、あざの原因は正確には解明されていません。


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赤あざの種類


サーモンパッチ
赤ちゃんによく見られる赤あざで、額の中央、上まぶた、上唇など、体の中心に沿って出ます。
このあざは、平らで境界線がはっきりしていません。
形は帯状や逆三角形をしています。3才くらいまでにはほとんど自然に消えます。

ウンナ母斑
平らで、うなじや後頭部の中心あたりにできます。
約半数赤ちゃんは3才くらいまでに自然に消えます。
大人になってもあざが残る場合がありますが、治療の必要はありません。

いちご状血管腫
生後1週間から1ヶ月以内に丘疹や斑点が現れ出て、盛り上がってきます。
いちごを半分に切って皮膚にのせたような形状をしているあざです。

最初の6ヶ月くらいは大きくなりますが、それ以降徐々に小さくなり、7才までには消えるものがほとんどです。

ですからいちご状血管腫は、小さいもので7才くらいまでには自然に消えてなくなれば心配ありません。

しかし、あざの大きさが赤ちゃんのこぶしよりも大きいものや、あざの出ている部位によっては合併症起こすこともあるので治療が必要な場合があります。

できた部位によっては、毎日の消毒とガーゼによる保護が必要になりますので、ふくらんでブツブツした赤いあざがあったら医師に相談しましょう。

また、中には皮膚のたるみやちりめん状のしわが残る場合もあります。

目や口をふさぐほどの大きなもの、出血やただれが起こりやすいおしりや陰部にできたいちご状血管腫は早期に治療の必要がありますので、医師の診察を受けてください。


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青あざの種類


蒙古斑
灰色がかった青いあざ。
おしり、背中、腰にできることが多く、10才くらいまでに消えます。


黒あざの種類


先天・色素・母斑
先天・色素・母斑は、生まれつきあるこげ茶から黒のあざで、一般的に小さいものはほく造、大きいものは黒あざと呼ばれています。

足の裏やかかとなど、刺激を受けやすい部位のものや、5贈贈以上のものは要注意です。
また、急に数が増えたり、大きくなったり、炎症を起こしているものがある場合は、必ず医師の診断を受け、治療法を相談してください。


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茶あざの種類


カフェオレ斑
カフェオレ斑は、乳幼児期に出るカフェオレ色の平らなあざで、2贈贈以上のものが6個以上見られるときは、遺伝・の難病(レックリングハウゼン病)を発病する可能・があります。

この病気は、脳や神経系、骨や目に影響を及ぼす可能・があります。
ですから、経過をチェックするためにもすぐに専門医の診察を受けましょう。

扁平母斑
表面が平らで境目がはっきりした茶色のあざ。
大きさや形もさまざまで、体のい造い造な場所に現れます。
成長しても自然には消えませんが悪・ではありません。


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あざの治療


あざには、成長とともに自然に消えていくものと、ほうっておくと悪・化するものがありますが、ほとんどのものは悪性の心配はないとされています。

また、成長とともに自然に消えないあざと消えるあざがあります。
消えないあざは単純性血管腫、扁平母斑、ウンナ母斑、太田母斑です。

消えるとされているあざも個人差があるので残る場合もあります。
これらのあざはほうっておいても体には異常はないとしても、美容的に気になる部位や状態のものはレーザー治療が効果的と言われています。
レーザー治療は特殊な光線をあざにあて、細胞や色素を破壊するので、傷跡はほとんど残りません。

一部の悪性のものを除いて、あざは外見上の問題以外の害はありません。
もし治療をする場合は、始める時期などは医師とよく相談して治療をしましょう。

また、あざは、赤ちゃんが痛がらないので経過を見逃しがちになります。
ママは毎日の入浴や着替えで赤ちゃんのあざをチェックして、大きさ、色、形の経過を観察しておくことが大切です。


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かゆみをともなった腫れ、水疱などの炎症反応 <虫さされ>




虫さされの特徴


■主な症状 赤く腫れや水泡
■発症しやすい月齢 新生児期〜
■発症しやすい季節 初夏〜夏

ダニ、蚊、ハチ、毛虫など、刺された虫の種類によって症状は異なりますが、ほとんどは、刺されてから時間がたつにつれ赤く腫れたり水泡ができたりします
これは、赤ちゃんの虫刺されの経験が少ないために起こる激しい炎症反応です。

赤ちゃんの皮膚はやわらかく、抵抗力も弱いので大人よりも症状が重くなりがちなので、虫さされだからと言って放っておいてはいけません。

乳幼児は蚊に刺されただけでも、皮膚がパンパンに腫れ、しこりになってかゆみがなかなかとれないこともあります。
また刺された虫によっては、熱が出ることもあるので注意してください。

虫に刺されたとろこがかゆく皮膚を引っかいてしまいますが、そうすると水疱ができ、それが破れて細菌に感染しやすくなります。

細菌に感染してしまうと、化膿して跡が残ってしまったり、とびひになったりもするので注意してください。

また、皮膚が腫れてかたい発疹が出たり、慢性化して症状が長引くこともあります。

特にハチに刺されたときは、種類によってはショックもあるので、すぐに病院で診察を受けてください。


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虫さされの予防と治療


虫がいそうな場所に行くときは、長袖、長ズボンにするなど、なるべく肌を露出させないようにすることで虫さされは防げます。

虫よけ剤も効果的と言われてますが、虫除け剤は赤ちゃんの皮膚にとってあまりよくはないので使いすぎないように注意しましょう。

たとえば、スプレータイプの虫除け剤を使うときは、赤ちゃんの皮膚に直接スプレーするのではなく、大人の手にスプレーしたあと、赤ちゃんの肌に塗ってあげるなどの工夫がひつようです。

もし虫に刺されてしまったときは、すぐにきれいな水で洗い流して患部を冷やします。

腫れが出てくる前に、市販の薬を塗っておくことで症状を抑えることもできます。
症状がひどくなった場合や心配なときは、医師に診察してもらうと安心です。

また、かゆみによって赤ちゃんが皮膚をかきむしってしまうとよくないので、爪を短く切って手を清潔にしておくことも大切です。

皮膚の腫れがなかなかひかなかったりかゆみがとれない場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

通常は炎症を抑える軟膏が処方されますが、症状がひどいときは、ステロイド薬入りの軟膏抗ヒスタミン薬を服用することもあります。


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体全体に広がる強いかゆみを伴う水疱 <とびひ(伝染性膿痂疹)>




とびひ(伝染性膿痂疹)の特徴


■主な症状 膿が出る水泡
■発症しやすい月齢 1才〜
■発症しやすい季節 初夏〜夏

とびひは、顔や体に水疱ができ、その水疱が破れると飛び火のように広範囲に水泡が広がっていく伝染性膿痂疹という病気です。
水泡が飛び火のようにあちこちに広がっていく症状から、俗にとびひと呼ばれています。

この病気は、湿疹やあせも、すり傷、虫刺されなどをかきこわした傷口に、黄色ブドウ球菌連鎖球菌などの細菌が感染して起こる病気です。

黄色ブドウ球菌は鼻の穴に常在しているので、赤ちゃんが鼻のまわりのひっかくと、それがもととなって広がることがあります。

連鎖球菌によって起こるとびひは、水疱に膿がたまってきて、水疱が黄色い膿疱に変化します。
水疱は大きいもので小さい鶏卵くらいにまでなることもありますが、その大きさはさまざまです。

また、とびひは強いかゆみを伴うのが特徴です。

そして、水疱の膜が薄いので、衣服でこすれたり、つめでひっかいたりするとすぐに破れます。

水疱の中には感染力の強い毒素が含まれた液が入っているので、水疱が破れて中の液が飛び散ると、他の部分にもあっという間に広がっていきます。

水疱が破れたあとは赤くただれてかさぶたになりますが、しばらくすると乾いてきれいに取れていきます。


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とびひの予防と治療


とびひは非常に伝染性が強い病気です。
ですから、とびひの症状が現れたときは、できるだけその症状が広がらないようにすることが大切です。

もしとびひのような症状が現れたら、ほかの赤ちゃんにうつらないように患部をガーゼで覆い、すぐに小児科か皮膚科で医師の診断を受けましょう。

とびひの治療は、患部を消毒して水疱の中身を出したあと、抗菌薬入りの軟膏を塗り、ガーゼで保護します。

ひどいかゆみを伴う場合は、抗ヒスタミン薬などが処方されることもあります。

水疱のあとが乾いて皮膚がきれいになるまでは入浴はやめてシャワーを使い、必ずタオルは家族と別のものを使いましょう。

また、プールなど、他の人にうつる可能性のあるものはやめましょう。

とびひは、いつも皮膚を清潔にし、爪を短く清潔にしておくことで予防ができます。

皮膚のかきこわしの傷口から菌が侵入して症状が出る病気ですから、もし赤ちゃんに虫刺されや湿疹ができた場合は、皮膚をかきむしったりしないように十分注意してください。


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かゆみをともなった赤いブツブツの湿疹 <汗疹(あせも)>




汗疹(あせも)の特徴


■主な症状 赤いブツブツ、かゆみ
■発症しやすい月齢 新生児期〜
■発症しやすい季節 夏・冬

赤ちゃんの汗腺の出口が、汗やほこり、あかなどでふさがり、汗が皮膚の中で炎症を起こす病気が、汗疹(あせも)です。

あせもは、頭や額などの汚れやすい部分、首のまわりや手足のくびれ、わきのしたなどの汚れが溜まりやすい部分、背中やおしりなどの汗のたまりやすい部分に赤や白の小さなブツブツとなって発症し、かゆみを起こします。

赤ちゃんは、新陳代謝が激しいので汗をかきやすい体質です。
また、手足の関節が密着しており、汗腺の出口に汚れがたまりやすいので、あせもができやすいのです。

あせものかゆみから、赤ちゃんが皮膚をひっかき、黄色ブドウ球菌が感染して化膿することがあります。
これは、痛みを起こし発熱を伴うあせものよりと呼ばれるおできになります。
このあせものよりの症状が悪化すると、リンパ節が腫れることもあり要注意です。

あせものよりは、切開して膿を出して、抗菌薬入りの軟膏を塗って治療します。
あせもの範囲が広かったり、あせもがなかなか治らない、赤ちゃんがひどくかゆがる場合など、あせもの症状がひどいときは医師の診察を受けましょう。


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あせもの予防と対策


暑い季節には、汗をかかないように適温のエアコンや通気性のいい衣類を選び、なるべく涼しい環境を整えてあげましょう。

夏にエアコンに頼りすぎるのはよくありませんが、あせもが出ているときは上手に活用するといいでしょう。

また、冬になると厚着をさせてしまったり、暖房の効かせすぎで汗をかいてあせもになるケースも多いので注意が必要です。
ですから暖房が効いた部屋ではなるべく薄着を心がけましょう。
暖房をかけるなら室温は20度前後、湿度は60%くらいが赤ちゃんには快適な環境です。


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汗はこまめにふき取りましょう


赤ちゃんにとって汗をかくのはとても自然で大切なことです。

ですから汗をかいたときは、こまめにシャワーで洗い流したり、湿らせたタオルでやさしく汗をふき取ることが大切です。

また、汗をふいた後は、清潔な衣類に着替えさせてあげましょう。
暑いからといって裸に近い格好をさせるよりも、薄手で通気性・吸水性のいい綿100%素材の服で、汗を発散・吸収させるのがいいでしょう。

入浴するときは、あせもをガーゼでこすってはいけません。
よく泡立てた石けんを使って、やさしく洗ってあげましょう。

あせもをかきこわして悪化させないようにつめ切りも忘れずにしてください。

あせもはアトピー性皮膚炎を悪化させる原因にもなる病気です。
なかなか治らないときは医師の診断を受けましょう。


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顔や頭にできる赤い湿疹 <乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹>




乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹の特徴


■主な症状 顔や頭に赤い湿疹ができる
■病気の特徴 皮脂分泌が活発になる生後1ヶ月ごろから発症する赤い湿疹
■発症しやすい月齢 生後1ヶ月〜
■発症しやすい季節 通年


赤ちゃんの顔や体に出る赤い湿疹を総称して乳児湿疹と呼びます。
乳児湿疹は、食べこぼしの汚れや汗などが原因となって、赤ちゃんの肌が赤くカサカサになる病気です。また、かゆみを伴って症状があらわれることもあります。

特に乳児湿疹のなかで表的なものが、乳児脂漏性湿疹です。
乳児脂漏性湿疹は、生後2週間くらいから1歳くらいまでの間に起こる湿疹です。比較的多くの赤ちゃんが経験する病気で、珍しいものではありません。

乳児脂漏性湿疹は、季節に関係なく症状があらわれ、皮脂腺の多い頬や口のまわり、あご、額、頭を中心に赤いポツポツした湿疹が出たり、肌がカサカサになったり、症状が進むと、皮膚がジュクジュクすることもあります。


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頭皮に注意!こまめにチェックしましょう


よく赤ちゃんの髪の毛の生え際やまゆ毛などに、黄色いふけや脂っぽいかさぶたのようなものがつくことがあります。
このかさぶたのようなものが見られる状態になったものが乳児脂漏性湿疹と呼ばれています。

このかさぶたのような湿ってベタベタした皮脂のかたまりをそのまま放っておくと、それが強い臭いを発しはじめます。そして、かさぶたの部分が赤くなり、かさぶたの下に赤い湿疹が出たり、かゆみを起こすこともあります。

さらに、このかさぶたを放置してしまうと、そのかさぶたが厚くなり、洗っても落ちにくくなってしまいます。
そのため、このような症状が起きたときは、こまめに頭皮のケアをする必要があります。

特に赤ちゃんの髪の毛の生え際は、皮脂が多いうえに、不潔になりやすく、このような症状がでやすい部位ですので日頃から注意してあげましょう。

また、同じような症状が、わきのしたやおへそのまわり、股の内側などに起きることがまれにありますので、そのような部位もこまめにチェックしましょう。

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頭皮はこまめにチェックしましょう!


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赤ちゃんだけが脂漏性湿疹になる理由


大人も赤ちゃん同様、頭皮の毛根周辺に皮脂腺があります。そして、皮脂腺は、皮膚を外部からの刺激や細菌から守るために、ここから皮脂という脂肪を分泌しています。

実は、黄色いふけや脂っぽいかさぶたのようなものは、この皮膚の上に分泌された皮脂が固まったものです。

しかし、同じように皮脂腺があるのに、大人に脂漏性湿疹が出てくることはありません。
赤ちゃんにだけ脂漏性湿疹が出るのは、生まれたばかりの赤ちゃんが、ママのおなかの中にいたときにもらったホルモンの影響により、皮脂の分泌が活発になるため、皮膚のトラブルが起こりやすくなるからです。

特に髪の毛の生え際やおでこは皮脂腺がよく発達しており、症状が悪化しやすい部位だということがわかっています。

また、非常にまれなケースとして、ビタミンB群の代謝異常や、皮膚に常在しているマラセチア菌というカビの一種が増えることで脂漏性湿疹が発病するということもあります。


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乳児湿疹はほとんど自然に治ります


乳児湿疹も乳児脂漏性湿疹も赤ちゃんの汗腺が出来上がる生後1ヶ月ごろから見られるようになる湿疹です。
症状は、1〜2ヶ月ほどで自然に治ることが多いですが、何度も繰り返し症状が出たり、なかなか治癒しない場合もあります。
ただし、6ヶ月頃になれば症状もなくなり自然に治ることがほとんどです。

ただし、乳児湿疹や乳児脂漏性湿疹がアトピー性皮膚炎に移行することもあるので注意が必要です。

ですから、乳児湿疹や乳児脂漏性湿疹があまり長引くようなら、一度、病院で医師の診察を受けるとよいでしょう。


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おしりにできるブツブツや水疱 <おむつかぶれ>



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おむつかぶれ対策はこまめなおむつ替え


おむつかぶれの特徴


■主な症状 おしりにできるブツブツや水疱
■発症しやすい月齢 新生児期〜
■発症しやすい季節 通年

おむつをあてている部分が炎症を起こして真っ赤にただれてしまうのがおむつかぶれです。

うんちがやわらかく、おしっこの回数が多い低月齢の赤ちゃんがかかりやすく、おむつの中がむれやすい夏に多くかかりやすい皮膚のトラブルです。

赤ちゃんが長時間おむつをしたままの状態に置かれると、おむつの中がむれて皮膚がふやけた状態になります。
このふやけた皮膚がおむつで傷つくと、そこからかぶれが広がります。

さらに、おしっこやうんちでおむつが汚れると、うんちの細菌が尿の中の尿素を分解してアンモニアを発生させ、これが皮膚を刺激して炎症を起こすのです。

また、おしりを拭くときの刺激や、おむつのこすれによる刺激もおむつかぶれの原因になります。
とくに下痢のときは、うんちがおむつの中で広がるのでかぶれやすくなり要注意。

最初はおむつがあたっている部分が赤くなるだけですが、ひどくなると赤いブツブツができて、重傷になると、水疱ができて皮膚がむけジュクジュクしてきます。


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おむつかぶれの予防と治療


おむつかぶれを予防するには、おむつかぶれの原因のおしっこやうんちが、肌に触れている時間をなるべく短くすることです。

そのためにも、赤ちゃんのおむつはこまめにチェックし、もしおしっこやうんちをしていたらすぐに取り替えて、常におしりを清潔に保つように心がけましょう。

おむつ替えをする時は、おしりを拭いた後にすぐに新しいおむつをつけないで、おしりに息を吹きかけたり、あおいで風をあてたり、かわいたガーゼで押さえて湿り気を吸い取ってあげるといいでしょう。

また、布のおむつやおむつカバーは、肌への刺激が少ないやわらかい素材で通気性のいいものを選びましょう。

もし赤ちゃんが下痢を起こしているときは、シャワーなどでおしりを洗い流し、おしりを清潔な状態に保ってあげる必要があります。


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おむつかぶれが悪化したら


おむつかぶれが悪化した時は、医師の診察を受けましょう

病院では、炎症を抑えるステロイド薬を含まない「アンダーム軟膏」などが処方されますが、症状がひどいときには、弱いステロイド薬入り軟膏が出されることもあります。

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薬の使用方法は医師の指示に従いましょう

しかし、なかなかおむつかぶれが治らない場合は、カビの一種であるカンジダ菌が原因である可能性も考えられます。この場合はステロイド薬入りの軟膏を使うと悪化するので注意が必要です。
自己判断で市販薬を使ったりせずに、必ず医師の診断を受けましょう。


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