アトピー アレルギー 用語 な行

ナチュラル・キラー (NK)細胞
がん細胞やウィルス感染細胞の初回感染時における最も重要な効果細胞。初回細菌感染にはマクロファージや好中球、2回目以降の感染には免疫グロブリンがメインになります。エンドルフィンによっても活性化されますが、主にインターフェロンγやインターロイキン12などのTh1細胞系のサイトカインによって活性化されることがわかっています。
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アトピー アレルギー 用語 か行

過敏症・過敏反応
正常被験者には耐えられる一定量の刺激への曝露によって、客観的に再現可能な症状または徴候を引き起こす疾患・反応を過敏症、過敏反応と言います。

気道の過敏性
正常な状態と比較して、低濃度のアセチルコリンやヒスタミンによって気管支が収縮する場合は、気道が過敏であるといったり、気道過敏性が亢進しているという言い方を使います。気道とは鼻腔から毛細気管支を含めた用語ですが、この場合は気管支と同じ意味として理解して良いでしょう。気道の過敏性が起きる理由は、バリアー機能の低下、神経ペプチド分泌能亢進、平滑筋受容体の増加などが考えられます。
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アトピー アレルギー 用語 あ行

ICAM-1
ICAM-1は、血管内皮細胞や気道粘膜上皮細胞で発現している接着分子です。普通は発現が弱いですが、炎症時にマクロファージやマスト細胞から分泌されるインターロイキン1やTNFαというサイトカインの作用により発現が増強します。発現が増強すると好酸球や好中球などの白血球は血管を通り抜けて、より多く組織に移行するようになるほか、より多く気道粘膜で顆粒蛋白を放出して組織を破壊するようになります。

アトピー
低用量のアレルゲン(通常は蛋白質)に反応してIgE抗体を産生する。喘息や鼻結膜炎、湿疹/皮膚炎などの症状を発症しやすい個人的または家族性の体質のことをいいます。1923年にCocaらが魚や花粉などに対して過敏症を示す患者は、遺伝する傾向があることを発見して、非典型的を意味するアトピーと命名しました。
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アトピー アレルギー 用語 や行

遊走因子
白血球の遊走(ケモタキシス)をおこす物質です。ロイコトリエンC4の仲間のロイコトリエンB4やアラキドン酸由来のPAFなどの脂質遊走因子と分子量1万程度のペプチドよりなるサイトカインの仲間のケモカインに分類されています。ケモカインは、構造から、CCケモカインとCXCケモカインに分類されます。
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アトピー アレルギー 用語 ま行

マスト細胞
顕微鏡を通して見ると、細胞に顆粒がぎっしり詰まっているように見えるところから、マスト(ドイツ語で肥満の意味)細胞と名付けられました。日本語では肥満細胞とも呼ばれています。気管支や鼻粘膜、そして皮膚などのほとんどすべての外界と接触する組織に分布しています。IgE抗体と強く結合する受容体(レセプター)を持っていて、IgEを結合したマスト細胞がアレルゲンと遭遇すると脱顆粒をおこして、ヒスタミンなどのメディエーターを遊離します。
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アトピー アレルギー 用語 は行

ハプテン
ペニシリンなどの低分子の物質は免疫系が認識できないので免疫アレルギー反応は通常おこりません。しかし、自己の蛋白と結合したときは、新しい蛋白の侵入として扱われる場合があります。このように蛋白と結合することで、免疫応答をおこす物質をハプテンと呼びます。ハプテンになりやすい分子にはペニシリン系抗生物質のほかに一部の抗炎症薬やニッケルなどの金属、そして一部の食品色素添加物などがあります。
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アトピー アレルギー 用語 た行

ダニ抗原Der1
同じくらいの大きさの蛋白分子(抗原)でも、免疫系を刺激して特異的IgE抗体をつくりやすい構造(アレルゲン性が強いという)とそうでない構造が存在します。ダニの腸管由来で糞に含まれるDer 1(1-10までの構造が解明されている)もアレルゲン性の強い蛋白の一つ。ヤケヒョウヒ・ダニ由来のDer p 1とコナヒョウヒ・ダニ由来のDer f 1がある。

遅発反応
即時型アレルギー反応が終わった後、数時間で、同じ部位に、同じ反応がおこると、その反応をT型アレルギー反応の遅発相もしくは遅発反応といいます。これは、Th2細胞が優位の反応で、Th1細胞が優位であるCoombsの分類の遅延型(W型)アレルギー反応とは異なります。
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アトピー アレルギー 用語 さ行

サイクリックAMP
アドレナリンやβ2刺激薬が受容体と結合すると、ATPよりサイクリックAMPが生成されます。サイクリックAMPは、蛋白キナーゼAに作用し、細胞機能を調節します。それが気管支の場合は、拡張がおこります。テオフィリンはサイクリックAMPの分解を促進するホスホジエステラーゼを阻害することで、サイクリックAMPの濃度を上昇させ薬理作用を発揮するというように説明されますが、実際の薬理学的効果が見られる濃度では細胞内サイクリックAMPは増加しないという意見もあります。

サイトカイン
T細胞や抗原提示細胞、マスト細胞や組織構成細胞などから分泌され、ほかの白血球や炎症細胞の機能を調節する蛋白分子をサイトカインと呼びます。サイトカインは、ホルモンとは違い臓器を越えて作用することはないとされています。白血球の遊走に関係していて、構造的に類似性の高い一群のサイトカインを、ケモカインと呼ぶ場合があります。

 
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